沖縄の交通事情について、第一弾では意外と簡単な沖縄の道路や沖縄独自のローカルルールなど紹介してきましたが、まだまだ注意しなければいけないことや知られていない情報がたくさんあるので、今回引続き第二弾をお届けします!
バスとモノレールがお得?
沖縄の朝の通勤時は非常に混み合いますし、那覇市内の駐車場は、少ない上に料金も高く設定されています。
以前ご紹介したように、バスはバスレーンを走るので速く、エコ手当を支給する企業もあると言われています。
また、2014年10月20日からサービスが開始された「OKICA」により、バスもモノレールも便利に乗れるようになりました。
カードに貯まったポイントを運賃として利用できるなど、とてもお得なシステムです。
・要注意! 沖縄移住したら最初に覚えようバスレーン!?
・OKICA
・バスなび
・モノレール
本土とはちょっと違う沖縄の高速道路
高速道路に於いて、普通車の制限速度は最高100km/hですが、沖縄では80km/hとなっており、レンタカーがパトカーに停められているのをよく目にします。
本土の感覚で運転していると制限速度を超える可能性があるので、高速道路ではスピードメーターを気にしながら運転しましょう!
普段はそんなに混まない高速道路ですが、朝の出勤時間や夕方の帰宅時間、その他お正月・お盆・プロ野球のキャンプ時期、清明祭(シーミ)と呼ばれる沖縄の年中行事の際には大変混み合います。
清明祭(シーミ)とは、旧暦3月の吉日を選んで行なわれる先祖祭りです。例年4月中の日曜日、墓の前で、クヮッチー(ご馳走、お供え物)を供え、親族一同で線香をあげて、ご先祖様を供養するものです。
その時期だけは、高速道路が渋滞するので、早めの行動をオススメします。
特に高速道路出口付近は大変混み合うので、ETCを備えておくとスムーズです。
前方には気をつけよう!?
沖縄県名護市を更に北上すると、大宜味村など山原(ヤンバル)と呼ばれる森林地帯に入ります。
車も少なく、ついついスピードを出してしまいがちな道ですが、スピードを出さないよう尚且つ前方に気をつけましょう!
山原には沖縄の貴重な生き物が生息しています。
その中でも代表的なものは、ヤンバルクイナです。
世界中で、沖縄県北部の山原(ヤンバル)地域だけに生息している、日本では唯一飛べない鳥で、1981年、山階鳥類研究所の研究員らによって新種として発表されました。
他にも天然記念物指定の琉球ヤマガメやイボイモリなどがおり、道沿いには「とび出しに注意!」「道路横断に注意!」の警戒標識や、「小動物に注意!」の電光掲示板などが設けられ、ドライバーに注意を呼びかけています。
万が一、野生動物と交通事故を起こした場合や、ケガをしている野生動物を発見した時には、警察や地方自治体、保健所・道路管理者などの関係機関へ連絡しましょう。
・やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館
連絡先 0980-50-1025 / 090-6862-9170
飲酒運転は絶対にやめましょう!
沖縄県は、ちょっとした気の緩みから飲酒運転をする人が多く、残念ながら検挙率は全国ワースト1です。そのため県も警察も飲酒運転撲滅には特に力を入れており、夜の検問はもちろん、朝方まで行っていることもあります。
これから、忘年会や新年会などお酒を飲むことが多くなるこの季節、お酒を飲んだら絶対に運転はやめましょう!万が一、飲酒運転をしようとする人がいたら、注意するかすぐに警察などを呼んでやめさせてください。
以上、沖縄の交通事情を紹介してきましたが、沖縄の運転ルールを理解し、楽しい移住生活を過してほしいと思います。
まずは、自分自身を守るためにも、車間距離をとったり早めの行動を心がけるなどして、楽しいドライブをしましょう!