沖縄就職事情フェンスの向こう側で働こう! 後編

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フェンスの向こう側の後編です。

フェンスの向こう側(基地内)で働くには、いくつかの方法があります。

フェンスの向こう側で働くには

派遣会社からの派遣

一番手っ取り早いのが、米軍基地向けの派遣会社からの派遣社員として働くことですね!
私が知ってるだけで、大手3社があります。
1日だけの単発からある程度の期間を延長を繰り返して長期的に働く方法もあります。
実際に知人友人は数年働いてた人も結構います。
ウエイトレス等の職種から、事務職等と派遣でもホント色々な職種があります。
私がやったバイトだけでも、バーテンダー、飲食店の清掃、飲食店の倉庫係、バレンタインの花の配達、土産店の配送などがあります。
興味があるならとりあえず、単発もオススメです!
また、働く場所によっては、そこに空きが出たら本採用になることも実際にありますし、その経験が次の採用試験に活きますし、何より人脈が広がりますね!
私は本採用された後も2年ほどそのまま派遣の方も続け、次の職種や職場への経験や人脈作りを続けていました。
ここだけの話ですが、同じ職場に同じ職種に同じ時に派遣されても、派遣会社の基準によって時給や条件が違います。その辺も気にしとくのもコツですね!
さらに言えば、3社とも派遣の登録をしといて、いいとこ取りしてもいいんじゃないかと思いますよ!実際私はそうしてましたから!!!

プロスタッフイースターンスター 098-935-2522/4164

ジョブプレンティー 098-892-9566

オンタイムスタッフィング 098-978-3054

基地内の会社で働く

基地内にも色々な民間の業者が入居してたり、色々な契約をしてたくさんの業者が出入りしてます。
そういうところで働くという手もあります。
例えば、携帯ショップ、散髪屋さん、お土産屋さん、工事関連の業者、清掃業者等がありますね!
求人は、米軍族向けのフリーペーパーなどでよく見かけますね!

沖縄英字新聞 Japan Update

軍雇用員として働く

前編でも書いたように、防衛省が雇用主であります。
福利厚生や給与面も含めて、公務員並みの安定感があると言えます。
ホントに職種も色々あります。また、何歳でも応募できますし、実際採用もされてます。私の職場の同僚は50歳直前で採用されました。
アメリカからのUターンや、英語を活かした仕事をしたい方等もたくさん活躍されてますし、実際には英語を全く話すこともできない方もたくさんいます。それくらい色々な仕事がありますし、あなたが持つ特技や資格を活かすことができると思います。

募集パフレット

募集パフレット

駐留軍等労働者労務管理機構 (エルモ)

沖縄向けの事前募集

募集案内のパンフレット

軍雇用員として採用されるコツ

軍雇用員として採用される私的なコツを伝えます。
実際とは多少異なるかもしれませんが、実際に採用されていく人を見るとある共通点があるので、それを含めた私的コツです。
この情報には一切の責任は負えませんが、真剣に考えてる方はぜひともご参考に!

その1 履歴書はWebで入稿しましょ!

私の時とはだいぶ変わってると思いますが、web入稿は便利です。
また、私的にはWeb入稿をできる知識とスキルはあると考えられると思っています。毎年更新の履歴書もwebでなら楽ですよね!!出向く必要もないですし。

その2 とりあえず採用されることを優先に

いくらあなたがある程度のスキルがあっても、ある程度の職種に応募するライバルもそのスキルを持った人たちが来ることを想定した方がいいと思います。
そうした場合、視点を変えて、ある程度採用の数が多かったり語学や技術レベルの低い職種から入ることで、あとあと好きな職種が空いた時に、今の給与レベルや経験年数を考慮されたままの転職が可能になります。
ただ、そのためには多少のリスクを負うことが必要です。
一番入りやすいのは、短時間、期間限定を了承することと、飲食等のサービス業を第一希望等にあげることのダブルの要素で、採用枠・語学レベル等の観点から、格段に採用される確率が上がる傾向が見られます。

ただ最近は思いやり予算や為替の影響でしょうか??サービス業は深刻な人件費削減を迫られてるような気もします。。。

その3 素直になる

この点って、どの就職にも言えると思うんですけど、採用する側にとって重要だと思います。
クリエイティブなことを求められてる職場ならともかく、ほとんどが順応な部下を求めてるところだと思います。
才能や技術があるのによく面接を落ちる人見れば見るほど、そう思えてなりません。

気をつける点

情勢が気になります

沖縄県内は現在辺野古問題で揺れてますね。。。それに合わせた色んな議論がありますね。。。
最近は、軍雇用員というだけで、気まづいこともあります。

雇用不安

防衛省が雇用主といえども雇用不安はあります。
基地返還があちこちで計画されてます。
実際に基地内でもそれに関連した雇用不安もあります。
また、思いやり予算の問題や為替の関係でしょうか?職場によってはパート化や派遣化が進んでるように見えます。

働いて思うこと

労働管理機構

福利厚生がしっかりし、給与面等で安定した環境という点ではすごく魅力ある就職先だと思います。
軍雇用員のその独自の雇用環境によって、実力あるものはどんどんのし上がることができますし、女性のある程度の役職への進出も頻繁にあります。

この思いやり予算から成り立つ職場環境に米軍基地への考え方は複雑ではありますが、せっかくの大雇用先をしたたかに利用してくれたらと思います。

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