「沖縄で出来る “不動産投資” には、どんなものがあるの?」
「”米軍関係者向け賃貸住宅投資” があるよ!」
米軍関係者の中には、フェンスの外に住みたい人が大勢います。それぞれのランクや家族構成によって ”住宅手当” にあたるものが段階的に支給されるため、賃貸需要も多いんです。
「人気エリア」と呼ばれる特定の地域もあり「砂辺(すなべ)」なんかが有名ですが、やはり、海の見える、海が近い物件は人気があります。
という訳で、今日は、私が実際にやってみて感じた “米軍関係者向け賃貸住宅投資 ” についてお届けしたいと思います。
その魅力
ハイリターン
沖縄にして、利回りが10%を超える不動産投資。しかも、私の知る限り20%超えの物件もあると思われ、実はこれ、沖縄ではかなりいい方だと思います。
遊休地の有効活用
お墓に囲まれた土地、崖の上、公共交通機関から離れた不便な場所や、あたかも隔離されているかのような土地、塩害直撃に遭った土地・・・ 等々の遊休地を有効に活用!
私はこれまでに、「えー?こんなトコが、そんなすごいコトになるのー?」という展開をいくつも見てきました。
始め方!
何はともあれ、まずは 物件を取得 しましょう。
その方法には、次のような選択肢があります。
1.「米軍関係者向け賃貸」を得意とする業者に問い合わせる
この方法なら、これまでの実績があるため安心して建てられそうですね。
ただ、予算や計画とのバランスにはくれぐれも注意が必要・・・ 計画に対し、あまりに大きすぎる物件などは後々大変なことになりかねません。
2.「賃貸斡旋業者」に問い合わせる
常にお客さまの “生の声” を聞いている方々ですので、最新のトレンド等を組み込んだ 魅力的な物件 の提案があるかもしれません。また、場合によっては、中古物件や計画中物件などの紹介を得られる!? なんてことも。
3.条件等を調べて「ローコスト建築屋」で建てる
「 米軍関係者向け賃貸住宅 」は、検査を通らなければ設定された家賃が適用されません。
その検査の基準は日本とは全く異なるため、条件等をしっかり調べ、出来る限りローコストで建てることを意識すると良いでしょう。
4.「中古住宅」を購入する
中古市場には現在賃貸中の物件や空き物件等もよく出てきますし、これから建てる場合に比べ手軽に始められる、というメリットがあります。
とはいえ、様々な事情を含んでいることも多いため、信用のおける仲介業者等に相談しながらの購入をお勧めします。
落とし穴
1.近年は競争が激化
ここ10年で、景色がガラリと変わる程のスゴイ勢いで物件が建ち続け、供給過剰に陥った感は否めません。
新築にもかかわらず、半年から1年くらい埋まらないケースもあるそうで、それを考えると正直怖いです。
2.設定される賃貸限度額の下落
以前は家賃を大家側が設定出来ていたのに対し、数年前から米軍ハウジングオフィス側が設定するようになったことで、借り手有利の市場となり、価格交渉はもとより光熱費の負担まで迫られるケースも!?
3.日米両政府の予算編成の変化
両政府共に余裕の無い状況で、このような家賃負担を面白く思わない様子が見受けられ、条件は年々厳しくなりつつあるかもしれません。
4.銀行側の変化
県内の銀行においても、市場の現況から、以前に比べると、やはり融資を渋る傾向にあるようです。
抜け道を考える
物件取得後、賃貸したものの 5年後 、 10年後 、更には 20年後 をどう見据えるかが鍵となります。
1.家賃調整で貸し続ける
年数が経つにつれ、家賃と、補修や修繕費等の兼ね合いも気になってくるところ・・・ 前半でどれだけ回収出来るかがポイントと言えるでしょう。
2.転売する
初期投資とのバランスが最重要課題となりますが、場合によってはBESTな選択となるかもしれません。
3.自分が住む
我が家の家族構成を考えた時、将来、果たしてそこが自分たちの住みたいエリアなのか? また、ちょうど良いサイズなのか?ということを物件取得の段階から視野に入れ、メンテナンスもこまめに行えば、間違いなく理想のマイホームとなるでしょう。
県外に住みつつ海が見えるお気に入りの土地を探し、まずは、そこに建てた理想の物件を賃貸しながら収入を得、自分のタイミングが整ったところで沖縄移住!!!
なーんてことが出来たらサイコーですよね?
オーナーに求められるもの
計画の段階から建築に至るまで、全て自分で企画するとなると結構大変です。
特に県外に住みながらの発注となる場合は、専門の建築屋さんや賃貸仲介業者に入ってもらい進めていくのが理想的・・・かもしれません。
また、お客さまが決まらない間の精神状態はスリリング極まりないため、スリルを楽しみたい方!?以外には、ある程度の覚悟も必要です。
1.出来るだけ米軍関係者の友人知人を作りましょう
相手の気持ちや状況を身近に感じることが出来れば、より具体的に対応出来、的確な対策も打てるはずです。
2.ぜひとも建築やインテリアに興味を持ちましょう
コストを意識しつつ、より良い物件にしていくためには、必要不可欠なことだと思われます。
3.業者に頼りっきりにしないで自分も考えましょう
自分が率先して動き、時にはデザインや工程にも提案をしていきましょう。
素人だからこそ、想いがあるからこそ、見えるものが必ずあると思います。
4.地道で地味な作業でも自分も集客を手がけましょう
まずは「 知ってもらう 」ことが重要です。
私も、広告の提案から、自身でフライヤーを作る、Webを使った宣伝を行う、等の工夫を重ねてきました。
最後に
一口に「移住」と言っても、そんなにたやすいことではないでしょう。
大自然に囲まれた沖縄の地で、まず最初に見つけなければならないのは、間違いなく家。そう、住居です。
けれど、限られた時間の中で、条件に合う、全てがお気に入りの物件に巡り合える確率は・・・?
-ならば、自分で建ててみる! 「終の棲家」を建ててみる!
「移住」という「ゆめ」を実現する前に、その日を目指す今のうちに、じっくり探してみませんか?
-思い出してください。
「米軍関係者の中には、フェンスの外に住みたい人が大勢います。」
”沖縄駐留 ” という ”期限付き” のお客さまと、「今すぐはムリでも、いつか必ず沖縄移住!」を目指す自分。
「ゆめの窓」から見える景色は、どちらにとっても「嬉しい青」かもしれませんね。
-enjoy okinawa life!!