以前県外へ行った際に、ゴーヤーとヘチマをお土産で持って行ったら、知人の飲み屋さんで即席で調理してくれたんですけど、ゴーヤとヘチマが一緒にチャンプルーされてました!!!斬新すぎてビックリしました!
さすがにこのチャンプルーは思い浮かばなかったし、急いで調理したんでしょうね、ゴーヤは火が通ってなく、ヘチマは皮をむいてなくて、大変な料理になっておりました。。。
今となっては日本中あちらこちらで食材としてスーパーに並ぶゴーヤー、あの苦さや見た目を超えてしっかり夏の定番の食材の地位を確立した感がありますね!!!
ゴーヤーの超定番料理ゴーヤーチャンプルーは沖縄のどこの食堂に行ってもある定番メニューです。
沖縄ではほっともっとのメニューにも入っております。
今回のイクメンレシピは夏の定番沖縄家庭料理でありながら、県外では食べ物としての地位を確立できず、ここ沖縄でもほっともっとで扱われてなくて、食堂でもまちまちな扱いを受けてる「ナーベーラーンブシー」レシピをご紹介!
ナーベラー = ヘチマ
ンブシー = 水分の多い野菜を煮る調理方法
ナーベラーンブシー
名前の響きも美しくその独特の食感と旨さはまさしくンブシー界の代表料理でありプリンスだと思います!
そんなプリンスではありますが、レシピもシンプルで煮る料理なので多少の火加減も気にならない、パパにはもってこい!のうまうまメニューなのです!
私は基本的にナーベラーは外では食いません。やはり多少クセがあるもんで、何度か痛い目みてますので、私なりのおいしく作るコツを含めたレシピです!
まずは材料(3人前)
まあまあなデカさのナーベラー2本
ナーベラーは使用直前にカットしてね!変色するよ!
島どうふ(絹ごしでも それそれで旨し)半丁
スーパーでは常温で保存されてて、大変痛みやすい食材ですので、購入の際には痛み具合に要注意。
ポーク缶詰一缶丸々使うと少し多め(豚肉でも旨し)
具材で使うなら減塩じゃ無いタイプがオススメ!あのアジクーター感がたまらん。
味噌少々
お好みでニラやニンニクなど
下ごしらえ
ナーベラー
皮むく。結構深めに剥くのがポイント。皮が残ってると食感的にブルーになります。
5mm前後くらいに輪切りする。5mm前後ってとこもポイント。1cmくらいだと食べるときにウリ野菜独特の味が出てきて、クセがあります。。。
※食堂でありがちなのが、上記の点。皮が残ってたり、ぶつ切りでウリ味全開で一気にナーベラー嫌いに。。。
島どうふ
手で適当に割って入れる。
ポーク
これはお好みの大きさでいいと思います。小さく切ったらまんべんなく混ざり合うし、大きく切ったときのそんざい感も格別です!
調理
1 フライパンに油ひいて、強火の中にポークを投入して表面を軽く引き締めてあげる。
軽く色がついてきたら一旦引き揚げる。
引き締めたポークの旨さはたまらん。
2 そのまま先ほどの油を使い、ナーベラーを投入。ここもポイント!ポークの味が残ってる油。旨みです。
軽く火を通したら蓋をして5分くらい弱火で煮たら、ナーベラー自体に火が通りすごい汁が湧き出します。
3 その中に島どうふを手で割りながら入れます。手割りもポイントの一つです。
その不規則な断面と煮汁の絡みが旨さを引き立てます。
4 軽く島どうふをなじませ火が通ったところに、先ほど火を入れたポーク投入。
5 味噌をお好みで入れて、軽くなじませて完成です!!
あー、もうレポート書いてるだけで、腹減る。。。
ある日の我が家の夕飯は、ナーベラーをメインに、ハンダマ(金時草)のサラダ、アーサ(沖縄の岩場に生える緑色海藻)
のお汁って感じです。
簡単ですけど、沖縄っぽいですよね!!
柔らか食材汁気たっぷりですので子供からお年寄りまで食べやすく、味噌とポークが食欲を刺激します。
ナーベラー自体には、期待できる栄養素はほとんどないそうですが、他の食材と混ぜ合わせることによって栄養価も補えますし、沖縄の長くて暑い夏を乗り切るレパートリーに入れおとくといいと思いますよ!
ナーベラーのレシピとして
県民大好きなストゥーと合わせるというのも定番です!何処かの国にありそうなメニューですね!
ストゥーとはメイフェアやホーメルのシチュー缶詰です。
これはこれで旨しです!
あと私の家では肉の代わりに鰹節を入れたりもします。
これもまた、鰹のだしと具材としての鰹の旨さが引き立ち、夏バテにはもってこいです。
味噌汁に入れるというのも定番レシピですが、私は断然ンブシー派です。
たまーにパパが作るっていいかもしれませんね!
食材の買い出しからすると買い物にも興味が湧いてきます!!
また新たな沖縄を楽しむことができるともいますので、ぜひ一度トライしてみてくださいね!