《沖縄移住後初体験記 》「カンカラ三線」作ってみた!弾いてみた!

こんにちは。11月ですね。 早いですね。 沖縄移住後、三度目の秋を迎えたMicanです。
内地(本土)では、もう秋を通り越して冬!?くらいの勢いでしょうか・・・?
沖縄でも、楽しいハロウィンと共にビーチの遊泳期間が終わり、いよいよ本格的に秋に突入(と言っても、会社の制服はまだ半袖かりゆしですが・・・)!!!
「秋」と言えば・・・ 食欲の秋。スポーツの秋。芸術の秋。
「食欲」は、まぁほとんど年中無休の年中行事^^
「スポーツ」については、先日なんと会社の運動会(!)があり、本気リレーで足を絡ませ転びながらもとりあえず堪能。。
という訳で、今日は、文化の日にちなみ「芸術」を追い求め「体験王国 むら咲むら(むらさきむら)」に潜入・・・ 「カンカラ三線(さんしん)」を、沖縄移住後初体験してきました。
「体験王国 むら咲むら(むらさきむら)」
那覇から車で約1時間~1時間半の距離、沖縄本島中部・読谷村(よみたんそん)の海沿いにある「体験王国 むら咲むら(むらさきむら)」。
昔の沖縄、つまり、華やかな大交貿易時代の琉球王国の歴史(景観・建物)を一万五千坪の敷地に再現した観光施設で、NHKの大河ドラマ「琉球の風」のオープンセットとして使用された舞台。広々とした敷地に広がる往時の風景の中で、様々な沖縄の文化・芸能・芸術を体験することができます。
シーサーの色付けやシェルアート、びん玉あみ体験、サーターアンダギー&沖縄そば手打ち体験etc… 沖縄の伝統工芸から食文化に至るまで、その数、なんと32工房101種類!
コースが細かく分かれているので、本格的に体験したい人はもちろんのこと、あまり時間がない人にも思い出作りのできる楽しい場所となっています。
【むら咲むらMAP】「あ!コレやってみたい!」が必ず見つかります。
三線屋(さんしんや)さん
Micanが選んだのは「三線屋」さんの「カンカラ三線制作&三線教室体験」-材料費込みで4,350円(約1時間)-
カンカラ三線(さんしん)とは
カンカラ三線とは、空き缶を胴に使った簡易な三線で、本三線と比べると、大きさの違いはもちろん、音色も少しこもり気味で、やはり劣ると言わざるを得ません。ですが、安く手に入り、手作りも出来るということ、このチープな感じに何とも言えない味があることなどから、あえてカンカラ三線を専門とする愛好家もいるくらいです。
カンカラ三線には、実は戦争とからんだ歴史があります。
日本で唯一、地上戦が行われた沖縄。戦後の物資不足の中で愛用されるようになり、すさんだ人々の心を元気づけ支えていたのが唄と三線でした。ただ、木と皮だけでできた本三線は多くが戦火に失われてしまったため、捕虜収容所でアメリカ軍から支給される食料の空き缶をボディに、ベッドの木枠、パラシュートの紐を組み合わせて生まれたのがカンカラ三線だと言われています。
作ってみました

手前の白いほうがMican用。簡単に作れるように、缶で出来た胴と木製の棹は既に組み合わされていました。

弦は三本。手前が一番太い弦になるよう引っ掛けてセットします。

糸巻きに糸を通し、三本をそれぞれ巻いていきます。

「ウマ」と呼ばれる駒をくぐらせ、弦を支えます。

開放弦(三本の弦すべてを押さえない状態)で音を鳴らしチューニング。「本調子」と呼ばれる「ド・ファ・高いド」に調弦したら完成です。
弾いてみました
「きらきら星」→「ちょうちょう」→「島唄」→「島人ぬ宝」→「涙そうそう」とレベルUP! 唄いながら弾くので知っている曲だと覚えやすい・・・ですが、Micanの場合、①楽譜を見て、②手元を見て、③ポロン♪ という、まだまだとってもスローな弾き語り。笑
ちなみに、楽譜はコレ! まるで漢文!? ですが、おじさん(ヒガ先生)が「中」「尺」「上」と指差し教えてくれるので、だんだん場所がわかってきました。
そして、こちらは、ニシキヘビの皮を使った本三線!圧巻です。弾き比べてみると・・・やっぱり断然重みがあり、音色も違いました。 も、もちろんお値段も全然違いますけども。笑
楽譜と共にきれいにラッピングされた ”My カンカラ三線 ” これから毎日練習します!
ステキなおじさん(ヒガ先生)
かっこいいウチナーンチュのヒガ先生。三線のこと、やんばるのこと、たくさんたくさん教えてくれて本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
「上手になったら、また聴かせてね~」
ハイ先生、約束します! 先生と一緒に唄えるように、Micanは絶対がんばります♪
番外編

いろんなところでシーサーたちがお出迎えしてくれます。お気に入りのシーサーを探してね♪

これがウワサの ”ゆしそば” と ”ぜんざい” どちらもトロふわ♪ 美味しくいただきました^^

乗馬体験もできますよー!

耳寄り情報:むら咲むらの住民になると(別途500円)、翌日から1年間の入園料が、なんと無料!!! になりますよ~♪
今度は何を体験しようかなぁ・・・? まだまだいっぱい夢が膨らむ Micanでした^^
おさらい
体験王国 むら咲むら(むらさきむら)
〒904-0323 沖縄県中頭郡 読谷村字高志保 1020-1
TEL:098-958-1111 / FAX:098-958-1109
【入園料金】
年齢区分 | 入園料 |
大人(大学生以上) | 600円 |
中高生 | 500円 |
小学生 | 400円 |
幼児 | 無料 |
※20名以上の団体は各50円引き
【OPEN】 9:00~18:00(入園締切 17:30)
※第二ゲートから入れる「夢工房」のみ 最終受付 20:00~終了 21:00
※年中無休
※駐車場あり
■那覇空港より → 車で北へ向け約一時間半
読谷村(よみたんそん)伊良皆(いらみな)交差点を左折。
直進後、右側に「読谷高校」さらに進み左側の米軍「トリイステーション」を通過
左側に見えてくるスーパー「タウンプラザかねひで」から車で1分前後