沖縄に住むなら知っておきたい、タクシーよりも安い運転代行
- 2016/2/18
- 生活情報

もう知ってる人も、まだ知らない人も、最初は驚く事実。
沖縄に電車という交通手段はありません。
主な交通手段は、自家用車(バイク)、バス、タクシー、モノレールです。
本土の都心であれば、会社へ行くにも、プライベートで出かけるのにも、基本は電車を使いますよね。沖縄には、その電車がありません!
じゃあ、沖縄の交通事情は!?と言うと、バスは時間通りに来ないし(ウチナータイム)、モノレールは都心の一部のみ、お金が掛かるタクシーなんてもってのほか。
残された移動手段は「車」となってしまいます。
そうなると気になるのが、週末の飲み会や、仕事の後の一杯。
「飲んだら乗るな!飲むなら乗るな!」
皆さんもよく知ってる通り、沖縄は酒飲みの県として有名です。
飲酒運転をするドライバーがとても多く、飲酒による交通事故がワースト1な県です。また、ウチナーンチュは、朝まで飲む人も多く、飲酒の検問も朝早くから行われるなど、沖縄からの飲酒運転根絶に力を入れています。
今日は、そんな沖縄になくてはならないサービス、運転代行について紹介したいと思います。
運転代行とは
運転代行業(うんてんだいこうぎょう)または運転代行とは、飲酒などの理由で自動車の運転ができなくなった者の代わりに運転して、自動車を目的地(主に依頼者の自宅)に送るサービス。「代行運転」とも呼ばれている。
ウィキペジア引用
沖縄県の運転代行はタクシーより安い!?
(例 : 沖縄)運転代行料金

距離 | 運転代行 金額(初乗り以降は5km間隔で¥1,000up) |
---|---|
初乗り | ¥875 |
〜5km | ¥1,050 |
〜10km | ¥2,050 |
〜15km | ¥3,050 |
〜20km | ¥4,050 |
〜25km | ¥5,050 |
(例 : 沖縄)タクシー料金

タクシー金額 車種/運賃 |
初乗り | 加算(※深夜料金 二割り増し) | ||
---|---|---|---|---|
距 離 | 運 賃 | 距 離 | 運 賃 | |
特定大型 | 最初の1.75kmまでに | 610円 | 357m増す毎に | 90円 |
大 型 | 最初の1.75kmまでに | 550円 | 345m増す毎に | 80円 |
中 型 | 最初の1.75kmまでに | 510円 | 353m増す毎に | 70円 |
小 型 | 最初の1.75kmまでに | 500円 | 349m増す毎に | 60円 |
居酒屋(5km圏内)へ飲みに行った場合の運転代行 / タクシーの比較
居酒屋へ飲みに行った場合 | 運転代行 | タクシー |
---|---|---|
飲食店までの道のり(行き) | 自分の車なので無料 | 初乗1キロ510円+距離&時間=約1210円 |
帰り深夜 | 初乗り〜5km | 初乗1キロ510円+距離&時間 + 深夜料金割増し(20%)=約¥1350 |
メリット | 料金が片道分 移動が楽 |
使い慣れている 身軽 |
デメリット | 場所によっては駐車代が必要 | 往復分の金額が必要 |
合計金額 | ¥1,050 | ¥2,560 |
人によっては何も考えず飲みたいという人もいるので、どちらが良いと一概には言えませんが、金額面でいうと、断然、運転代行の方が安いです。
これは余談ですが、沖縄の運転代行は県外に比べ、かなり安くなっています。通常であれば、工賃や手間を考えるとタクシーより割高になるはずですが、なぜだか安い。。。
運転代行業の認定制度
代行業は、法人・個人に関係なく自動車免許2種を保有していれば、開業することができます。
しかし、利用者の中には個人や、身元がよくわからないドライバーに自分の車を運転してもらうことに抵抗を感じる人もいると思います。
そういった人へは、沖縄県警(公安委員会)に、認定を受けた運転代行業者を利用することをおすすめします。
また、運転代行を検索できるWebサービス(サイト)では、記載するために一定の基準を設けているところもあります。そのようなサイト経由で、代行に連絡するのも一つの手かもしれません。
運転代行検索くん
最後に
今回は、沖縄で飲んだ時によく使うであろう、運転代行について紹介させてもらいました。
沖縄は、交通人身事故に占める飲酒絡みの事故が25年連続全国ワーストワン、そして飲酒運転絡みの死亡事故は2年連続全国ワーストワンです。(2015年7月6日時点)
飲酒運転は犯罪です。また同乗した人も同じ扱いとなります。
せっかくの楽しい飲み会です。運転代行、タクシーなんでも構いません。
飲酒運転違反者や悲惨な交通事故による被害者、加害者を出さないために一人ひとりが自覚を持ち行動しましょう。