こんにちは、Makishiです!!
今回は東京から沖縄へUターンで戻ってきて、少し気になった、ウチナーンチュ(沖縄の人)の話し方について書きたいと思います。
「私」「僕」ではなく、「自分」と言う
「私」、「僕」は仕事上で、よく使われる一人称ですが、沖縄でよく耳にするのは「自分」。
日常の会話でも、こんな感じ。
> 「今日、お昼どうする?」
< 「自分は弁当持ってきました〜」
>「金城さんってどこ出身?」
<「自分は名護です!!」
>「あの業務ってどうなってるんだっけ?」
<「自分、今進めてますよー!」
文字だけだと軍人さんの会話に見えるのは、僕だけでしょうか?
男性、女性に関係なく、基本的に「自分」を使いますが、日常で「私」を使うことが多いイメージがある女性は、特に違和感を感じました。
「私」ではなく、「自分」。
どんな理由で「自分」を使うのかインタビューをしてみました。
(不動産 事務 / 31歳 女性)
・照れ臭い
・気取っているような気がする
(PCスクール 講師 / 28歳 女性)
・仕事では使うけど、普段使うと違和感があるから使わない
・上品なイメージ
(工場 事務 / 28歳 女性)
・言っている自分が気持ち悪いから使わない
・普段から使っている人を見るとぶりっ子に感じてしまう
(車両販売 事務 / 32歳 女性)
・なんか変な感じがする
・当たり前になっている
かしこまった場ではマナーとして使い分けしている人もいるようですが、インタビューから受けた印象は、「私」は嫌じゃないけど、違和感がある、という感じです。
勝手な推測になりますが、ウチナーンチュにとって「私」という一人称は、テレビや劇の中での表現であり、別世界の言葉というイメージが強いようです。そのため、「恥ずかしい」や「気取っている」、「ぶりっ子」というワードがでてくるのかもしれませんね。例えると、普段の生活で「わたくし」や「拙者」、「我輩」とかは恥ずかしくて使いませんよね。それと近い感覚なのかもしれません。
男性にも少しインタビューしてみましたが、ほぼ同じような回答でした。
沖縄の男性は「わん / わー」 (方言)、「自分」や「俺」を使います。これも女性と同じで「気持ちが悪い」や「気取ってる」という回答が多かったです。
やはり、これは県民性と言うしかありません。
個人的に、女性には普段は「自分」を使い、たまに僕の前だけ「私」を使ってほしい。。。
だって、ドキッ!としそうじゃないですか? ギャップは重要です。
自分を名前で呼ぶ
例えば、女性の名前が「なつみ」さんだとすると、「なつみさぁ〜」と「なっちゃんさ〜」と自分の名前を言います。
子供ならまだしも、年齢に関係なく子供から大人まで、たまに、おばぁーが言っているのをききます。
これについては、聞く勇気がありませんでした。それと踏み込んではいけない領域な気がして、インタビューしていません…笑
名前の最後を伸ばして呼ぶ
基本的に女性です。理由はわかりませんが、伸ばせる名前は伸ばして呼びます。
実際の僕の友人です。
-
かずみ -> かーずー
-
しずか -> しーずー
-
まいこ -> まーいー
-
えりな -> えーりー
これについてもインタビューしたところで答えはでないだろうと…笑
名前で呼ぶ
「金城さん」や、「玉城さん」のように苗字で呼び合うことはあまりありません。
仕事、プライベートに関係なく、基本は名前で呼び合います。
おそらく、同じような苗字(金城、大城、比嘉、新垣など)が多いため?名前で呼び合うようなったのかもしれません。
本土だと、いきなり名前で呼ぶと「馴れ馴れしい」、「失礼」といったことになりかねませんが、沖縄では違います。苗字で呼ぶと「よそよそしい」という印象になりがちです。
ちゃん、くん、は使わない
ウチナーンチュはあまり敬称をつかいません。特に、「くん」、「ちゃん」はほとんどといっていいほど。
これも例えになってしまいますが、合コンで自己紹介を受けたとします。本土や東京とかだと、ある程度仲良くなるまでは、○○くんや○○ちゃんという感じで呼び合いますよね。もしくは苗字で○○さんとか。けど沖縄では、初対面で呼び捨てです。
実際、僕もそれが普通だと思っていました。県外から沖縄に移住してきた人達が「くん」や「ちゃん」で呼び合っているのを聞いて違和感を感じたのを覚えています。
まとめ
今回は名前とその使い方に関連する内容を書かせてもらいました。
改めて、沖縄には普通では考えられないことが多いような気がします。
また、こんな沖縄ネタがあったら書きたいと思います。
Makishiのコーナーでした!最後まで読んでくれてありがと〜!