沖縄移住をするにも沖縄旅行をするにも必ず考えなくてはならないのが県外からの移動です。
海に囲まれた沖縄へのアクセスは、当然、海路か空路のみ。のんびり海路で40時間という方法もあります。
マルエーフェリー
http://www.aline-ferry.com/
移住となったら引っ越しに利用する業者の選択や車やバイクの輸送などの課題があることを忘れてはいけません。車に家財道具を詰め込んで、一緒に船に乗り込むという方法もあるようです。
私は身ひとつで移住してしまったので、県外からの引っ越し事情はあまり多くは語れません。
ですので、普段から利用する国内線の選び方のポイントをまとめてみます。
LCC(格安航空会社)とは、効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社である。-ウィキペディアより
LCCも台頭してきた昨今、ピークを外せば、キャンペーン価格で往復1万円というお値打ち航空券も存在します。那覇空港へは、大都市圏だけではなく地方からも毎日複数便が運航しています。
また、東京・関西からは石垣島や宮古島への直行便もあるので、主要離島へのアクセスも便利です。
就航状況
2015年7月現在、東京・大阪から那覇空港に就航している航空会社は以下となります。
東京(羽田) ←→ 那覇
・全日空(ANA)
・日本航空(JAL)
・スカイマーク(SKY)
東京(成田) ←→ 那覇
・ジェットスター(JETSTAR)
・バニラエア(VANILLA)
大阪(伊丹) ←→ 那覇
・全日空(ANA)
・日本航空(JAL)
大阪(関西) ←→ 那覇
・ピーチ・アビエーション(PEACH)
・ジェットスター(JETSTAR)
・日本トランスオーシャン航空(JTA)
私は出張が多いので、LCCの台頭がありがたいです。ただ、それぞれメリット・デメリットがあります。
日系航空のメリット・デメリット
メリット
・手荷物無料や機内飲み物等の手厚いサービスが受けれます
・マイレージが貯められる
・遅延が起こりづらい(代替機等の提供があるため)
・搭乗口が近い
・上級ステータスになればさらに手厚いサービスを受けられる
デメリット
・運賃が高い
日系航空は、過剰とも思えるサービスを受けられるメリットがあります。欠航等の予防線や移動の楽さが最大のメリットとも思えます。「運賃が高い」は、その費用と捉えると良いかもしれません。
LCCのメリット・デメリット
メリット
・運賃が安い
デメリット
・手荷物・機内提供品・座席指定に追加代金が必要
・マイレージが貯められない
・遅延が起こりやすい(予備機体を用意していない)
・搭乗口へはバスや専用ターミナルを使う
唯一のメリット「運賃が安い」は、マイナス面を考慮しても大きなメリットといえるでしょう。
また、別途の費用を追加することで、欠航時の保証等を含んだ金額設定もあります。
搭乗料金について
夏は高く、冬は安いです。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始がスポット的に高くなります。また、シルバーウィーク等の連休も同様です。週末も平日より高くなります。
一日の中でも早朝深夜の便よりは昼間の便の方が高くなります。
ただ、予約の時期やキャンペーン等でその振り幅は大きいです。
(だいたいの片道目安)
日系航空 13,000円〜48,000円
スカイマーク 14,000円〜30,000円
LCC 2,980円〜30,000円
各社の料金を比較に便利「スカイチケット」
http://skyticket.jp/
空港施設に関して
出発・到着の空港へのアクセスも判断材料として重要です。
那覇空港LCCターミナル
○ピーチとバニラのみ(2015年7月現在)
○売店は最小限
許可された車両以外は入ることができないため、国内線ターミナルとの無料循環バスを利用しないとゆいレールにもタクシーにも乗ることができません。また、那覇国内線ターミナルを結ぶ無料循環バス(10分おき)の時間等も考慮しないとならないので、出発の2時間前くらいに国内線ターミナルに到着しないと安心できません。また、必要最小限の設備なので、国内線ターミナルのめんそーれ感はありません。
那覇空港LCCターミナル公式サイト
http://nahalcc.jp/
成田国際空港第3ターミナル
○ジェットスターとバニラのみ(那覇発着便)
○売店やフードコートも充実
搭乗口から鉄道駅(第二ターミナル)へは、無料連絡バスもありますが、徒歩なら1km近く歩きます。都心を目指すなら第三ターミナルが始発となる有料バスを利用するのがよいでしょう。
成田国際空港第3ターミナル公式サイト
http://www.narita-airport.jp/t3/jp/
那覇国内線ターミナル
○ANA・JAL・ジェットスター・スカイマーク(那覇発着便)
○売店やフードコートも充実
バスやタクシー、ゆいレールとのアクセスも良いです。意外にもLCCであるジェットスターが発着します。
沖縄美ら海水族館の水槽があったり、沖縄料理・沖縄みやげのお店も多数あります。
那覇空港国内線旅客ターミナル公式サイト
http://www.naha-airport.co.jp/
まとめ(個人的主観もあり)
JAL・ANAを選ぶ場合
・重要な日取りがある場合
・移動時間を抑えたい場合
・先の予定で先得・旅割等の割引価格がお手頃な場合
・家族でおともでマイル(JAL)・いっしょにマイル割 (ANA)を利用した方が安い場合
・ハイシーズンは貯めたマイルで引き換え
スカイマークを選ぶ場合
・羽田発着にこだわるけど、日系航空が高い場合
LCCを選ぶ場合
・とにかく料金を重要視した場合
・キャンペーン等の激安スポット価格と予定があう場合
コストパフォーマンスが高いおすすめ搭乗方法
<東京発>羽田発→那覇着 スカイマーク
東京出発便は、羽田空港から出発できるスカイマークがおすすめ。
豊富なアクセス方法があり時間を読みやすいです。また、沖縄到着も那覇国内線ターミナルになるのでその後の行動が楽です。
<沖縄発>那覇発→成田着 ジェットスター
那覇空港LCCターミナルを説明した割には、出発・到着ともに避けてます。。。(シャトルバス嫌いなだけ)
東京到着便は、成田国際空港第3ターミナルからも早めに都内へのバスに乗れるのは便利です。逆に都内から成田へのバスは、早めに売り切れてしまうこともあるし、交通事情で乗り遅れることもあるので、かなり時間に余裕を持たないとなりません。鉄道利用も可能ですが、駅から成田国際空港第3ターミナルまでの移動が…(汗)
宿泊と合わせるならパック旅行もおすすめ
もちろん移住には使いませんが、宿泊も併せて予約するならパック旅行もおすすめです。11日前を目安に航空料金があがってしまうので、早めの予約なら航空券・ホテルを個別で取るより安くなることがあります。また、各旅行会社が抑えてるシートもあるので、航空券だけの在庫がなくともパック旅行なら予約できることも多々あります。レンタカーもあわせていっぺんに予約したい場合も割安になるパック旅行がおすすめです。
乗り入れする航空会社やあらたなLCCが搭乗したりと航空業界の環境は変わりやすいです。
シーズンや時間でも料金の変動があるので、スケジュールと料金のバランスを見定めて予約しましょう!
では、次回「沖縄からLCC行ける海外」「那覇空港へのアクセス」です。お楽しみに!