沖縄移住にかかせない住まいの探し方~賃貸・はじめの一歩編~
賃貸で沖縄移住
今回は『賃貸物件を住まいにしたい』方へ焦点を当てて、賃貸契約の方法や注意方法などをお伝えしたいと思います。
沖縄県だけではないと思いますが、アパートや貸家などの賃貸物件は膨大にあるので、まずは賃貸物件を探す前に住みたいエリアを絞ることから始めないといけません。
前回の『住まいの探し方〜基本編〜』にも記載しましたが、沖縄本島は南部・中部・北部の3ブロックに分ける事ができます。
今回は私の専門地域としている『中部エリア』の紹介とさせていただきます。
中部エリアといっても多くの市町村が含まれているので、どのエリアを選んだほうがよいのかとても困惑するかも知れません。
各市町村のポイント
あくまで私の主観と経験による見解ですので異なる点もあるかと思いますが、是非ご参考にして頂ければ幸いです。
市町村別の特色
【家賃の平均値】
宜野湾市が一番高く、つづいて沖縄市・北谷町と続きます。市内地域によって人気度も変わるので、金額も多少上下する事を付け加えておきます。
【交通の利便性】
沖縄は車社会ですのでタクシーは比較的どこでも捕まります。ただしあまりタクシーが通らない道もありますので、その地域のタクシー会社の電話番号は調べておく必要があります。
バスに関しては主要地域はほぼ網羅していますが、 主要地域から離れた地区などはバスが通ってなかったり、本数が非常に少ないというケースが見受けられます。
このような観点から、沖縄で生活するには車が必須になる要因だと思います。
【商業施設】
近年大型スーパーが様々な場所に立ち並び、大型スーパーのない地域でも小・中型スーパーは立地しているので不便を感じる事はほぼありません。
コンビニ・GS(ガソリンスタンド)・飲食店も道を歩けばどこにでもあるというぐらいに充実しています。
【景観】
沖縄県は海に囲まれた島ですのでどの市町村からも海は見ることはできます。ただし、その地域や立地によって異なりますが、基本的には海の見えない物件が多数を占めます。
また海の見える物件は、見えない物件より多少割高になるケースが多く見られます。
【都会度】
1~5段階評価をしていますが、同じ市町村でも都会的な地域と昔ながらの沖縄を色濃く残す地域があります。その地域バランスを基に評価しました。
沖縄移住は“案ずるより住むが易し“
私の見解ではありしたが、知識の一つとして持ち合わせておくと便利な情報になりうると思います。是非自分の住みたいイメージを表に当てはめながらシミュレーションしてみて下さい。
『沖縄の昔の雰囲気で、海や自然が多いところがいい』という方には読谷村をおススメします。
『交通や生活便利なエリアで、不自由なく暮らしたい』という方には宜野湾市や沖縄市をおススメします。
各エリアには住んでみないと分からない素敵な事や物、長所・短所が多々あります。自分が住みやすいと思っていても、住む方によってはそうではないかもしれない。感じ方は人それぞれです。
今住んでいる土地を離れて沖縄移住を考えている方は、順応能力に長けていると私は思います。その行動力があれば、あとは直感を信じて住んでみるのみです。まさに案ずるより住むが易しです。
住みたい場所が決まれば、次は不動産選び&契約に進みます。
不動産屋の探し方や付き合い方などのリサーチ編を次回お伝えします。