みなさんは、沖縄ではアイスクリームが一番売れてないことを知っていましたか?
僕も沖縄に移住をして、2年くらい前に知りました。
2010年〜2012年までのデータを総務省が統計をとったところ、最も消費量が多いのは石川県。2位以下は福井県、栃木県と続いている中、最下位は沖縄県だそうです。
沖縄県には、創業67年のアメリカ生まれの沖縄育ちの「BLUE SEAL」という沖縄では有名なアイスクリーム屋があり、本土でも店舗を構えるほど有名です。 僕もブルーシールのアイスは大好きで、その中でもブルーウェーブが好きでよく食べに行きます。
BLUE SEAL
そんな有名なアイスクリーム屋さんがあるのですが意外にも消費量は最下位と驚きます。
沖縄の人は、暑い季節に何を食べて暑さを乗り切るかいうとそれは、「ぜんざい」です。
ぜんざいと言えば、本来は温かいものですが沖縄のぜんざいは冷たいものになります。
また沖縄に移住をしてきて気が付いたのですがどこに行ってもぜんざいを食べることができ、食堂でもメニューの後ろにぜんざいが書かれたり、
ぜんざいの専門店として出している店も多数あります。
中には、行列ができるくらいのお店もあります。
本土のぜんざい小豆を使用していますが、沖縄のぜんざいは、金時豆を使用しこだわっている
お店では砂糖の代わりに黒糖を使用しているお店もあります。
また沖縄では、アイスクリームよりもぜんざいが人気がある理由として、食べたあとのさっぱり感がいいと言われています。
確かにアイスだと食べた後にノドが乾きますが、ぜんざいだとノドが乾きません。
その中でいくつかぜんざい屋さんを紹介したいと思います。
1.うるま市昆布の「マザー・リーフ」
沖縄南国を思わせる外観。ハワイアンミュージックを流しメニューの種類も豊富に取り揃えていてどれも美味しそうで迷います。
カップ山盛りにふわっとした氷の上に、たっぷりぜんざいがかかっており食べながらこぼれてしまうのですが、ちゃんとビニール袋に入れてくれるので、手や周りを汚さずに食べることができて、お店の心使い嬉しくなります。
食べたあともさっぱりします。
おすすめは、人気NO1の「ミルクぜんざい」です。このサイズで、小サイズ。
十分な量で満足します。
値段も150円〜350円くらいでなので満足できます。
中部に訪れた際は是非よって頂きたいと思います。
住所:沖縄県うるま市昆布941-1 ※ファミリーマート昆布店の隣になります。 TEL:098-972-3769
営業時間:11:30〜18:00 定休日:不定休
2.ぜんざい一筋70年以上、北部の人気甘味処「新垣ぜんざい」
メニューは、ぜんざいオンリーだけ!
券売機があるが1名様〜20名様まで購入。
ただ単に券売機の枠を埋めるためにギャグだと思いましたが、聞いてみると観光バスで買いに来るお客さんもいるそうでそのため20名様まで購入できるようにしているそうです。
しかもこの券売機、面白いことに一万円札も五千円札も使えません。二千円札までしか入りません。
ちなみに20様名で5000円です。なのに五千円札が使えないなんて、やっぱりこの券売機はギャグも交えて設置しているとしか考えられません。
僕が沖縄に移住してすぐに友人にドライブで連れてきてくれたぜんざい屋さんでもあります。
写真が無いのが申し訳ないのですが当時は、建物も古いものでしたが、現在は白い建物できれいになっています。
北部の方に遊びに行くときは必ず立ち寄るのですが、建物を見るたびに「ぜんざい御殿」
と勝手に名前までつけています。
味も甘さ控えめでさっぱりとした味つけで、こちらも氷がふわっとして口に入れると冷たさと
甘さが広がりとても美味しいです。
また、店内にはクーラーがないので少し暑い中で食べるぜんざいは格別なものです。
値段も250円と安くてリーズナブルです。
住所:沖縄県国頭郡 本部町渡久地11-2 TEL:0980-47-4731
営業時間:12:00〜18:00(売れ切れ次第終了) 定休日:月曜、祝日の場合は翌日休(盆時期休、12月28日〜翌1月3日休)
まだまだ美味しいぜんざい屋はいっぱいあります。
移住された方もこれから沖縄に来られる方も、ドライブしながらぜんざい屋を探してみるのもいいと思いますよ。