アルミ缶は、貴重なリサイクル資源として専門業者が買い取ってくれます。
いくらになるのか?!
実際にやってみました。
カンカン収集職人
沖縄では、カンカンと呼ばれアルミ缶ですが、公共の収集車が曜日を決めて回収にきます。
ただ、収集車が集める前に、カンカン集めを得意とする人たちが持っていくのが日常のようです。
実際にゴミ出しをすると、置いた瞬間にカンカン収集職人がハイエナのごとく持っていくことも。
じゃ、すごく価値があるのでは?!
副業になるのでは?!と、我が家で貯めることにしてみました。
飲み干したビール缶を水ですすいで、つぶす。という作業を半年間続け、
45リットルゴミ袋が6つたまりました。
車に積みます。運び入れると重量感があります。
浦添市勢理客にある三和金属へ向かいます。
ちなみに難読で有名なこの地名は「じっちゃく」と読みます。
係員が誘導してくれます。
車を工場のようなところへ駐車します。
トランクから計量するテーブルへは自分で運びます。
工場内は暑いのですが、高まる期待感が払拭してくれます。
なんと11Kg!
これは結構期待できるのは!
いざ換金
係の方が計量結果を伝票に記載してくれます。
期待を背にゴミ袋を破って、アルミ缶をベルトコンベアに流します。
この作業ももちろん自分で。
この時点で汗ダクです。
換金窓口では、スタッフの方がてきぱきと仕事をされております。
買取金額をいただくには自署と拇印が必要になります。
いくらになったのでしょうか?
さて、いくらになったのでしょうか?
芸能人のアメブロは改行が多いですよね。
さて、さて、いくらになったのでしょうか?
なんと!1,070円
1,070円という切なさ
今までのどの1,070円よりも価値ある1,070円です。
聞けば買取価格は、情勢によっても変動してるとのこと。
この日は、1kg=107円で、
計量は11キロでしたが、水分とかあるので減量して10キロとなるようです。
拇印で染まった赤い指を眺めるていると、
日雇い労働で安くても重みのあるバイト代を手にした時の感覚がよみがえりました。
カンカン収集職人の貴重な現金収入源を奪ってしまったという感覚や
半年間の道のりを考えると、
上を向いて歩きたくなりました。
オリオンビールを買って帰ります。
移住者にはおすすめできません
移住後は、金属リサイクルで稼ぐ!なんて多分難しいです。
アルミ缶の買取価格の変動もあって、副業とも呼ぶことはできなそうです。
なにより街のゴミ箱を回っても移住後の生活を楽しめるとは到底思えません。
まとめ
★アルミ缶1キロで変動はあるけど100円前後。
1グラム0.1円となると、350ml缶は15グラムなので、1缶1.5円。
★ゴミ袋いっぱいにすると200円前後。
つぶすと130缶くらい入ります。
★もうやらない。
本気で取り組めばある程度の収入は得られるのかもしれません。
金属リサイクルはエコ
沖縄のきれいな海にもゴミはあります。
限られた資源をリサイクルすることは環境にも重要な活動です。
ただ、カンカン収集職人や公共の回収に依頼しても、リサイクルに活用してくれます。
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三和金属 公式Webサイト
最新の買取価格等のチェックはこちら
http://sanwakinzoku.jp/